文芸創作を行う学生のつどいです。文学フリマに出展します。
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湯川潮音のミュージックビデオ メモ(1)
近頃湯川潮音のHPに小さな改変があった。
いままではライブ映像をYouTubeにアップしていたのだが、
それに代えて、現在までに至るMVの(たぶん)全てを公開したのだ。

湯川潮音のMVはいままでも誰かがYouTubeにあげていたが、
どれも画質が悪く、残念なことに拡大して見入るほどではなかった。
公式HPがあげたものも、すこぶる画質がいいとはいえないが、
向上したことはたしかである。
いつ片付けられるかわからないから、いまのうちに見てしまおう。
書かなければならないレポートは山積みだが、いまのうちに。

 

「緑のアーチ」――大股で野原歩く潮音さん

MV(YouTube)

広い空に原っぱ。

曇り空に少し晴れ間がのぞいているが、

画面自体が緑っぽくなっているので、空全体は緑色を帯びている。

どことなくイギリスっぽい(適当)。


画面の真ん中には大きな木が一本。

そこをのびのびと歩き回り、歌を口ずさむ潮音さんだが、

草が深く生い茂っているので、動きがちょっとぎこちない。

「緑のアーチ」という歌のように伸びやかなMVを目指したのだろうに、

大股で、カクカクした感じである。

これがおそらく一番初めのMV出演であることを考えたら、

ぜんぜん問題ない、というかむしろ好感。


大股で野原を歩く潮音さん(しかも6年前)をずーっと見ていられることが

このMVの価値なのだが、それも実は諸刃の剣である。

ずーっと一人の人を注視し続けることには、

そもそも、えもいわれぬ気持悪さと窮屈さがある。

いやいや、そんなん思うんだったら目を逸らせばいいじゃないかと言う人もあろう。

ところが、カメラ自体がずーっと潮音さんを注視しているのだ。

見すぎだ、カメラよ。

 

「裸の王様」――45秒落下し続ける潮音さん

MV(YouTube)

出窓が1つあるだけで家具もなにもない、

薄暗い部屋に潮音さんがギターを抱え、あぐらをかいて、

くるりの岸田さん作曲の「裸の王様」を弾き語っている。

外は夜だから黒。月明かりが白。

潮音さんの肌はいつになく白く(斜め上からのショットが特にきれい!)、服も白。

髪と瞳が黒。白と黒。

「緑のアーチ」MVも、屋外なのに色の種類が少なく抽象的な空間になっていたが、

「裸の王様」MVも抽象化が試みられている(風の使い方にもうかがえる)。


「緑のアーチ」と違うのはその狭さ。

「裸の王様」という歌はざっくりまとめると、

「鉄格子の窓」のなかにいる「私」が、

「天を舞う鷹のよう」な「あなた」を思い浮かべて歌うものだが、

MVに現れる部屋は、窓こそ鉄格子ではないがまさしく牢屋のような薄暗さと殺風景さである。

ついでに言えば外を夢見ているからこそ、

窓から明るすぎるほどの月光が差しているわけだ。


「裸の王様」の「私」は歌詞の最後で

「いつの間にか私の心は蝶になって/鉄格子の間をすり抜けていくだろう」と歌う。

これはMVでどう表されているか。なんと、潮音さんが窓から飛び降りるのである!

しかも、45秒くらい落下し続ける(いったい何階だったんだ)。

落下する間ずっと同じ姿勢で、地面にぶつかることなくフレームから去る。


ちなみにこの曲のサビは

「どうかその戦いをやめないで 一人でも/夢の中のことでも それがなくても」

というものだ。

歌詞カードをはじめて読んだときから

〈存在しないものとの戦い〉というものをどう捉えたらいいのか

分からなくてうんうん唸ったのだが、

MVで45秒同じ姿勢で落下し続けること(地面がない)も、

〈存在しないものとの戦い〉と同じように、なにかが欠落しているのだ。

 


……「裸の王様」が難しすぎて、結局ここで打ち止め。しばらくしたら別の曲MVも観よう。



JUGEMテーマ:エッセイ


湯川潮音 comments(3) trackbacks(0)
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Comment








ちょっとともさださんきもちわ(ry

潮音さんw
失礼しました(≧▼≦)
from. キサ | 2011/07/04 11:22 |
笑いどころが正しすぎるぞ。
from. ともさだ | 2011/07/04 14:58 |

さみしいとき
あるよね
http://xvebo-c.t.monju.me/xvebo-c/
from. みっくみく | 2011/08/27 04:54 |
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