文芸創作を行う学生のつどいです。文学フリマに出展します。
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第13回文学フリマ ブース案内


こんにちは。ブログ担当のともさだです。
上の画像が、11/3の文学フリマで販売する「WASESOU」2号の表紙です(2年のYくん作)。

文学フリマはもう明後日に迫っていますね。
場所は今回から【東京流通センター】になりました。11:00〜16:00まで。

WASESOU(早稲田大学教育学部国語国文学会)のブースは
イ-10 で す よ!!


今回の目玉は2つ!

/郡 「WASESOU」2号

今号には《下着泥棒小説》が7編収録。
このお題じゃ、みんな原稿落としまくるだろうと思っていたところ、
予想外にサークル員がノリノリで驚きました。

こんなにたくさん下着泥棒を読めるのはWASESOUだけ。


しかぁし、下着泥棒のみにはあらず(文法あってるかな)。
期待の1年生・2年生の短編も収録。
5年生がどどーんと持ってきた2万字の作品もあります。

作品紹介は
こちらへ。

※「WASESOU」は、
早稲田大学教育学部国語国文学会という、
ふだんは文学批評・読書会をしているサークルの有志が集ってつくる同人誌です。
(雑誌というより作品集といったほうがいいものですが)

数年前から文学フリマに参加していましたが、
タイトルを「WASESOU」にしたのは前号が初めて。
ツイッターのアカウント名(@wasesou)から採りました。



委託販売 黒猫文庫の回文フォトポストカード

電子書籍のサイト・パブーで、
830ダウンロードもされている
回文フォトブック『よりどりよ』が、
ポストカードになって東京流通センターにやってくる!

回文の羽根さん
写真の松本さん
デザインの藤田さんも、ブースにいらっしゃる……かも??




では、会場でお会いしましょう!

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第13回文学フリマ  新刊「WASESOU」2号 の案内
こんにちは。 今日は11月1日、気づいたら文学フリマは明後日でした。
 大急ぎで「WASESOU」2号の紹介をいたします。
ブログ担当のともさだです。

 「WASESOU」2号では、
 サークル員がみんな同じモチーフで小説を書こうよと盛り上がり、
7編の《下着泥棒小説》が集まりました。

こんなにたくさんの下着泥棒を読めるのは、きっとWASESOUだけです。KAGEROUじゃ読めない!

下着泥棒以外にも1年生と2年生の短編がそれぞれ1つずつ掲載。
 就活してるはずの5年生Iさんが、どどーんと2万字の小説を持ってきてくれました。
 (Iさんは、批評サークル内に「創作部会」を立ち上げた張本人)

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作者による作品紹介

下着泥棒小説


まっとうな小説

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ハードボイルド・パンティー・ランド ――序にかえて――(駿)
下着を盗まずして下着泥棒についての小説が書けないと思った私たちは実戦として下着を盗むシミュレーションをすることになったが、しかし予想せずに実際の下着大量盗難事件に巻き込まれていった……


他人の下着を剥ぎ取るしかなかった男の末路(青山キサ)
寂しい夜には下着を盗もう! そう、可愛い女の子の下着を盗めば、寂しさだって消え去った昨日へと溶けていくもの。さあ、皆で盗むのだ。秋の夕空に浮かぶ黄金色の雲、そこにこしかけている神様よりも美しい、女の子の下着を!甘んじて罰は受けよう。何もせずに寂しい夜の筆で塗り潰されるよりはましさ……。


カラス(北野周平)
今回は短編のみ、北野です。本当は長編も書きたかったのですがねー。まぁ、落としまし てねー。悲しいです。あまり作品について書くのも何なんで、雑談でも。その話題も無いのですが、どうしたらいいでしょうか。そうそう、最近近所に野良ネコ がめっきり減りました。これもカラスかなんかの仕業ですかねー。あるいは冬だからでしょうかねー。ちなみに作品は完全にフィクションですので。


少女、摂食(K)
軽度の摂食障害に苦しむ女子高生の話です。女子くさいものを書きたいなあと思ったのです。女子たるもの、食事にはいろいろ思うところありますよね。余計な こと考えてしまいますよね。私が好きなおかずは筑前煮と鯖の味噌煮です。ただし本文には出てきません。どうぞ悪しからず。もちろん女子以外の方も是非、是非。

ブラジャーのこと(K)
こちらも女子による下着泥棒小説です。小学生から中学生にかけては発育が良く、かつ可愛い下着を身につけている子ばかり力を持っていたように思います。強い子はすべからく強いのです、見えないところまで。もちろん泥棒以外の方も、是非是非。


猫と下着(S)
僕が今回描きたかったのは、僕やあなたの知らないところで動いている世界です。このように言うと、かっこよく聞こえるかも知れませんが、特別かっこいいものではありません。しかし、ふと、(僕の作品によって)その世界を意識することが出来たら、六時のニュースの見方が変わるかもしれません。


漂流する E・V(藤野塔哉)
よく考えたら前号に載せた「カイガラムシ」も都市伝説がモチーフでした。元ネタありきの創作ばかりしているわけではないのですが、都市伝説というのは愉しく書ける題材ですね。ちなみに、僕のPNはフジノではなくトウノです。

二十二世紀の下着泥棒(藤野塔哉)
盗品をブルセラに卸していた泥棒もいたんじゃないかなあという着想から書きました。キサ君なんかは下着ドロの実体験ありそうですね。彼には幼女の下着をくんかくんかすぅーはぁーするような表現者であってほしいです。しかし小気味よいテーマですね、次号もこのベクトルのテーマになるよう働きかけようと思います。


あと、マックのマドラー集めてた(T)
自由気ままにふざけることは、簡単なことじゃなかった。せっかくお題が《下着泥棒》なのに、登場人物の誰にも下着を盗ませることができず、他の部分で必死に「得点」を稼ごうとする作者の逃げ腰に刮目せよ!


ペタング(I)
作家は小説ってものが楽しいから書いているんだって思う人もいるとは思いますが、実際は必ずしもそうではありません。物語をひねり出し、書いてる間もどうにもしんどくて、書き終わった後にはもう二度と書くまいと思っている。そんな人も中いるのです。でも、気が付くとまた性懲りもなくキーボードを叩いている。書かなきゃという欲求が、感情をスッとばして喉奥から駆けあがってくる。不思議なものです。つい昨日、メシを食う為に働き、生きる為に歌うんだと言って活動を続けているオッサンバンドの話を聞きました。たぶん、それと同じ。何か自分でも知らない内に、生きる意味みたいな物を見出してるからやっぱり辛いと思っても書くんだと思います。でもやっぱり、辛いだけなんて嫌だ。筆者である俺にも、一緒に物語をたどっていく読者にも、天衣無縫な面白さを、天下無敵の幸福を、届けられる物語を、いつか、必ずやこの手で!
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wasesou活動報告
  本日9月10日はwasesouの合評会でした。今回、作品を提出していただいたのはキラキラ輝くイケメン1年生、BM(バンドマンの略)ことS木くん、そして2年生いちの変態、H野くんの二人でした。本日の活動は1年生4人を含む12人の参加により活況を呈しました。ありがたい限りですね!
 
 ・S木くんの作品『通過点の音楽』
 中二病をわざと意識した作品を書きたかったのこと。感性鋭い中学生が過ごす晩夏の深夜。鮮やかな色と音で織り成されたイメージの連鎖のなかで浮かび上がる漠然とした不安と希望。効果的に用いられるくるりやフラカンの引用。まさにタイトル『通過点の音楽』にふさわしい作品。※これはあくまで青山キサの個人的感想です

 ・皆さんから出た意見
・色と音のイメージが効果的だった。↔色と音がうるさい。
・少し描写がわかりにくい。
・タイトルの必然性がない。↔主人公の前進を示唆する描写が随所にみられるのでタイトルとの 符合が見られる。
・朝のニュースの挿入が効果的だった。
・甘酸っぱい。
・文章と作者との間に距離感が足りない。
 
 などなどたくさんの意見が出ました。S木くん、お疲れ様でした。

 ・H野くんの作品『むらさきモルモット』
 H野くんらしいプロットの整った奇抜な作品。生存条件の整った無機質な箱のような部屋の中で目覚めた記憶のない女性。部屋の隅には何冊ものノートが重ねられている。ノートに書かれていたのは、治験のアルバイトとして箱に入った女性の体験。消えた恋人、電池で動くカブトムシ、むらさき色に染まる世界、様々な奇異が入り乱れ、ノートの女性と記憶喪失の女性がとけだしてゆく。

 ・皆さんから出た意見
・文章がうまい。
・プロットがきちんと出来ていて”小説”らしい。
・少し奇異な感じを狙いすぎていて鼻につく。
・ラカン的に読むと神経症患者の治療時の反復と主人公の女性を重ねることができる
・文章や構造が無機的で閉じている(悪い意味ではなく)。

 などなどたくさんの意見が出ました。H野くん、お疲れ様でした。

 他にもここには書ききれないたくさんの意見や雑談が飛び交い、本日の活動は大変に有意義でした。参加してくださった皆様、大変お疲れ様でした。
 また次回の文学フリマ(11月3日開催予定)に出店することも決まっております。機会があれば皆様もwasesouブースを覗いてみてくださいね。(青山キサ)
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湯川潮音のミュージックビデオ メモ(1)
近頃湯川潮音のHPに小さな改変があった。
いままではライブ映像をYouTubeにアップしていたのだが、
それに代えて、現在までに至るMVの(たぶん)全てを公開したのだ。

湯川潮音のMVはいままでも誰かがYouTubeにあげていたが、
どれも画質が悪く、残念なことに拡大して見入るほどではなかった。
公式HPがあげたものも、すこぶる画質がいいとはいえないが、
向上したことはたしかである。
いつ片付けられるかわからないから、いまのうちに見てしまおう。
書かなければならないレポートは山積みだが、いまのうちに。

 

「緑のアーチ」――大股で野原歩く潮音さん

MV(YouTube)

広い空に原っぱ。

曇り空に少し晴れ間がのぞいているが、

画面自体が緑っぽくなっているので、空全体は緑色を帯びている。

どことなくイギリスっぽい(適当)。


画面の真ん中には大きな木が一本。

そこをのびのびと歩き回り、歌を口ずさむ潮音さんだが、

草が深く生い茂っているので、動きがちょっとぎこちない。

「緑のアーチ」という歌のように伸びやかなMVを目指したのだろうに、

大股で、カクカクした感じである。

これがおそらく一番初めのMV出演であることを考えたら、

ぜんぜん問題ない、というかむしろ好感。


大股で野原を歩く潮音さん(しかも6年前)をずーっと見ていられることが

このMVの価値なのだが、それも実は諸刃の剣である。

ずーっと一人の人を注視し続けることには、

そもそも、えもいわれぬ気持悪さと窮屈さがある。

いやいや、そんなん思うんだったら目を逸らせばいいじゃないかと言う人もあろう。

ところが、カメラ自体がずーっと潮音さんを注視しているのだ。

見すぎだ、カメラよ。

 

「裸の王様」――45秒落下し続ける潮音さん

MV(YouTube)

出窓が1つあるだけで家具もなにもない、

薄暗い部屋に潮音さんがギターを抱え、あぐらをかいて、

くるりの岸田さん作曲の「裸の王様」を弾き語っている。

外は夜だから黒。月明かりが白。

潮音さんの肌はいつになく白く(斜め上からのショットが特にきれい!)、服も白。

髪と瞳が黒。白と黒。

「緑のアーチ」MVも、屋外なのに色の種類が少なく抽象的な空間になっていたが、

「裸の王様」MVも抽象化が試みられている(風の使い方にもうかがえる)。


「緑のアーチ」と違うのはその狭さ。

「裸の王様」という歌はざっくりまとめると、

「鉄格子の窓」のなかにいる「私」が、

「天を舞う鷹のよう」な「あなた」を思い浮かべて歌うものだが、

MVに現れる部屋は、窓こそ鉄格子ではないがまさしく牢屋のような薄暗さと殺風景さである。

ついでに言えば外を夢見ているからこそ、

窓から明るすぎるほどの月光が差しているわけだ。


「裸の王様」の「私」は歌詞の最後で

「いつの間にか私の心は蝶になって/鉄格子の間をすり抜けていくだろう」と歌う。

これはMVでどう表されているか。なんと、潮音さんが窓から飛び降りるのである!

しかも、45秒くらい落下し続ける(いったい何階だったんだ)。

落下する間ずっと同じ姿勢で、地面にぶつかることなくフレームから去る。


ちなみにこの曲のサビは

「どうかその戦いをやめないで 一人でも/夢の中のことでも それがなくても」

というものだ。

歌詞カードをはじめて読んだときから

〈存在しないものとの戦い〉というものをどう捉えたらいいのか

分からなくてうんうん唸ったのだが、

MVで45秒同じ姿勢で落下し続けること(地面がない)も、

〈存在しないものとの戦い〉と同じように、なにかが欠落しているのだ。

 


……「裸の王様」が難しすぎて、結局ここで打ち止め。しばらくしたら別の曲MVも観よう。



JUGEMテーマ:エッセイ


湯川潮音 comments(3) trackbacks(0)
雪だるま

 中国の詩人、顾城の詩「雪だるま」を訳してみた。



雪だるま

 

君の玄関の前で

僕は雪だるまを作った

それは不器用な僕が

君を長いあいだ待たせたことを表している

 

君はキャンディを一本取り出し

甘い心を一個

雪に埋め込んで

これで楽しくなれると言った

 

雪だるまは笑わずに

ずっと黙っていた

やがて春の強い日差しが

彼をきれいに溶かしてしまった

 

人はどこ?

心はどこ?

小さな涙の池のそばに

ミツバチがいるだけ


(よー)

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